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松本歯科大学の研究チームは、信州大学医学部附属病院先端細胞治療センターと連携し、ヒトの骨髄液を採取して培養した骨髄間葉系細胞を使った骨再生に成功した。3月26日に開いた記者会見で発表したもの。
従来、口腔インプラント埋入の適応拡大のために歯槽骨の増生を目的としたサイナスリフトやGBRが行われている。しかし、外科的手術による骨増生には、時間がかかることや、必ずしも全症例において成功しないなどの問題が指摘されている。
特に高齢者に対する外科的手術の適応と成功が問題となる中、同研究チームは、低侵襲で骨形成を促進する方法の開発を目指した。研究は、自己骨髄細胞由来の間葉系細胞を細胞培養室で増やし、βーリン酸三カルシウム(βーTCP)多血小板血漿(PRP)と共に移植するもの。ボランティアの腸骨から骨髄液を採取して、増殖後に解析。更にウサギを使った実験で、骨形成状態を検討した。
結果、施設間で骨髄液とMSCを採取・搬送・培養し、石灰化能を有する骨芽細胞様細胞に分化するMSCCを得られた。
同研究は、2009年9月に顎骨再生に関して日本で初めて厚労省「ヒト幹細胞臨床研究実施計画」に承認され、実施している。
昨年11月と今年2月に患者に対して、骨髄間葉系細胞を移植。2人とも顎骨の再生開始を確認している。
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松本歯大 * 広島大